人の行動の謎!~不自由さの理由

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 あなたは歩き始める時に、左右のどち
 らの足から出しますか?

 私達が日常、何気なく歩いたり目的地
 まで到達できるのは「筋肉」が「運動
 しそれが「行動」となるからですが、そ
 全て(起点から終点まで)は当然「自
の意思=意識」から始まる!と思うはずす。
しかしそこに驚くべき事実(研究内理学)検証されていたのです。

よく私のセミナーに参加する受講生にも「あなたはどうやってここまで来ましたか?」と意地悪く質問するのです。

すると「自分で歩いて来ました!」・・等と答えられます。
皆様も至極当たり前だと思いますね。

ところがもしそれが「真実」ならば、あなたは自分の行動についてはいちいち脳に指令を出さなければならないはずです。

冒頭の様に「右足・左足」と、或いは「つまずいた時」に思わずバランスを取る動作、あなたはその指令を出したのでしょうか?

人の「行動」からは思いもかけない程の重要な事が解明されます。
(サイト理論:第二章 人の成り立ちより)


前例から見てみますと、実際はその道程の一瞬ずつが本人の意思の下ではなく、本当は「自動歩行」に頼っており「自分で歩いて来た」は、錯覚であったと言えるのです。

実は科学的に「意識」を分析してみますと、本人の「意識」は最初に「目的地を意識」した事と、その後の「行動」の終始を認識し、間違ってないかの可否判断をしていただけで、特に動力部分(筋肉運動)に命令する意識」ではなかったのです。

この動力部分への命令系統は別にあり、サイト理論では「記憶」と言いますが「人の行動」の元は「人の意識+記憶からの過去の前例に従った筋肉運動の指令」の合と言え、この両者は切っても切れない相関関係にあるのです。

 (この二者間のやり取りは光速で行われますので、自意識では認識できず、
  それ故にすべて自分でやっていると錯覚するのです。)

だから自分の足が動いたのに「自分で歩いて来た!」とは「科学」のレベルで考えると言えないのです。


少しややこしい理論で恐縮ですが、例えば野球でピッチャーさんがコントロールに苦しむのは、本人の意思系統と行動の意思系統との不一致が原因で、全ては関連する二系統のズレによるのですが、これは最近話題の「イップス」と言われる現象とも深く関連する事なのです。

又陸上選手が常に自己のベストタイムを出せない理由もこれであって、 いくら出そうと「意識」しても肝心の動力パワーの方が思う様に言う事を聞いてくれなければ話になりません。

そこでコーチは「体で覚えろ!」と言うのですが、これは無心に繰り返して良い時の状況を他系統の意識に「記憶~習慣づけ」させ、連動させようとしているものと解釈できます。


 サイト理論第7章~脳と意識の関係、第8章人の自由意思の有無は?より
 詳しくはセミナー内容となります事お許しください。


更に・・さらに申し訳ないのですが「思考~皆様が普段考える事についても同じようなプロセスとなっており、あなたの思考もあなたのものではないのです。

こんな真実を知ったら誰でも「自分は一体何なのだ!」と叫びたくなるはずです。
(サイト理論、第四章 理解の法則より)

・・でも日常のご自分の状況を冷静に思い返してみますとまさにその通りではないのでしょうか?

全てが思い通りに上手く行かなかった理由がこれだったのです。

通常ここまで厳しく考える必要はありませんが、あらゆる「問題の完全解決」を望む場合はこの様に物事の「真実=原因」を捉えなければならないのです。


しかしこれで自分でも思う様にならない「人の行動の謎」が解けたのです。(同じ様に、自分で思う様にならない「心」の謎も解けていますよ!)

誰にもこんなご経験はありませんか?

  • スポーツで上手くなりたいのにどんなに努力してもなれない!
  • 朝の行動パターンや通勤路は毎日キチンと決まっている!
  • 悪いと頭で理解はしていても多少の違法行為をしてしまった!
  • 思っても無い事をしてしまったり言ってしまい後から後悔した!

これらも、あなたのせいでも誰のせいでもないのですよ!

「サイト理論」では人の最上位器官は「脳」ではなく人体以外に存在すると確信しており、それは脳がない時期(胎児)にも体を始めとする各器官が生育する事からも理解できます。

 「脳」は「脳」の創造者の言う事は
 聞くのに宿主の言う事は聞かない!

 驚く事に、私達が歩こうと思った時には
 既に脳が働いており、 筋肉に運動の指令
 を出していたのです。そして私達の意識は途中途中や最後に「ちゃんと歩いている!」と 確認をしているだけの様なのです!皆様も自分の行動で確かめてみましょう!

例えば、向こうへ行こうと思った時には既に体は準備或いは動き始めてはいませんか?・・朝目覚めた時には既に体の一部が動き始めていませんか?・・それらはあなたの意思(命令)でそうしたのでしょうか? 

(米国生理学博士、ベンジャミン・リベット、マインド タイム ~脳と意識の時間から)

だからこそ「脳」に指令を出す存在と「意識」より先に反応する筋肉の関係を重要に考えなければならないのです。

人の「行動パターン」は過去の人達と全く同じなので、「行かなければ!」と意識するだけで後は勝手にそれに「見合った行動」をする様に、どこかから指令が「脳」に届きます。
それからはご承知の様に神経・筋肉運動と言う具合で行動となりその結末が訪れるのです。

「意識」は最初の「脳」の活動後に知らされて初めて「そうしよう!」と気づきますので「サイト理論」では「追認」と言っており、「脳」への指令元を「記憶」と呼んでおります。

そこは人の過去に於ける「行動パターン」全てが保存されている記録の倉庫であり、同時にそれは単なる記録ではなく同じ様な事を「再生」させるパワーを持っていると考えており「記憶」の恐ろしい側面ともなります。
皆様も思いもかけない自分の行動に、何でこんな事をしてしまったのか?言ってしまったのか?等と言う経験はございませんか?

それは意識と行動のズレに気づいた瞬間なのですよ

 

勝手な筋肉運動として、特に緊張した瞬間の表情筋が良く観察されますがそれは全身にも及んでいて、これの応用が「筋肉除圧テクニックや満願美顔術」等となっているのです。


これらの事は既に100年ほど前から「生物学・物理学・脳科学」界の学者達からも、人の自由意思の有無について問題提起され論争もされており、近年のそれでは殆どの研究者達は口をそろえて基本的に「人に自由意思は無い!」と判断されているのです。